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2024/03/05

柔道整復師の国家試験 合格率と難易度

注意:本コラムでは「整骨院」と「接骨院」の言葉を使用していますが、これらは同じ意味を持つ言葉として扱われます。どちらの言葉も同じ施術や治療を指すものとしてご理解ください。
 
また、情報については一部変更されている場合もありますので、必ず該当する関係各所にご確認ください。
 
 

柔道整復師を目指す皆さん、国家試験の対策は万全でしょうか?

国家試験は誰でも受けられるわけではありません。

この記事では、柔道整復師国家試験の詳細を解説します。

試験の詳細から合格率まで、これを読めば柔道整復師国家試験に必要な知識が身に付きます。

是非、参考にしてください。

 

 

柔道整復師国家試験の概要

 

柔道整復師の国家試験の実施日時と場所

柔道整復師の国家試験試験は年に1回3月上旬に実施されます。試験は北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県で実施されます。

 

柔道整復師の国家試験の発表

合格発表は厚生労働省のホームページと公益財団法人柔道整復研修試験財団ホームページで発表されます。
電話による合否照会は応じてもらえないので、各自インターネットに接続できる環境を準備し、ホームページにアクセスすることで合否の確認を行う必要があります。

 

柔道整復師国家試験の受験条件

柔道整復師国家試験を受験するためには、指定養成校の学科試験に合格し、受験資格を取得する必要があります。

 

柔道整復師国家試験の試験内容とは

 

科目の概要

解剖学、生理学、運動学、病理学概論、衛生学・公衆衛生学、一般臨床医学、外科学概論、整形外科学、リハビリテーション医学、柔道整復理論、関係法規の全11科目です。

 

柔道整復師国家試験の合格基準とは

合格基準は下記になります。

1.必修問題については、配点を1問1点とし、全50問中、その得点が総点数の80%以上、40点以上を合格とする。

2.一般問題については、配点を1問1点とし、全200問中、その得点が総点数の60%以上、120点以上を合格とする。ただし、午前の問題第123問、午後の問題第57問及び第69問については、複数の選択肢を正解として採点する。

3.必修問題及び一般問題のいずれも合格基準を満たしている者を合格とする。

 

柔道整復師国家試験の合格率

昨年(2023年)の第31回柔道整復師国家試験を含めると、直近5年間の国家試験合格率は61.7%、直近10年では64.0%と年々難化しているのが見て取れるかと思います。

 

柔道整復師国家試験の結果と分析

 

柔道整復師国家試験の難易度について

柔道整復師国家試験の難易度は年々変動し、時には特定の科目が特に難しいとされることもあります。

 

柔道整復師国家試験の受験者数の推移

一時期は7000人を超える受験者数ではありましたが、直近では4000-5000人程度まで減っています。

 

柔道整復師国家試験の受験者数の推移について

柔道整復師国家試験の受験者数は年々増加している傾向にあります。

 

柔道整復師国家試験の勉強方法と試験対策

 

柔道整復師国家試験の国試問題集について

試験対策の一環として、多くの受験生が国試問題集を利用して勉強しています。

 

柔道整復師国家試験の国試過去問アプリについて

過去の試験問題を解くことで、受験生は試験の傾向や出題範囲を把握し、対策を練ることができます。