施術録の記載・整備事項について

皆様こんにちは。

アイワ接骨師会の赤堀と申します。

本日は施術録の記載・整備事項について、ご紹介いたします。

 

皆様ご存知の通り、療養費の支給対象となる柔道整復師の施術について、記載・整備事項を網羅した上で、施術録を患者様毎に作成する必要があります。しかし、保険の施術に対してだけ、施術録を作成すればいいという訳ではありません。自費治療においても患者様毎に施術録が必要となりますので、保険の施術と自費の施術で施術録を分けて作成する必要があります。

 

施術録の記載・整備事項について、療養費の支給基準(平成29年10月版 115ページ)では、以下のように記されております。

 

1施術録の記載項目

(1)受給資格の確認

ア 保険等の種類

① 健康保険(協・組・日) ② 船員保険 ③ 国民健康保険(退)

④ 共済組合 ⑤ 後期高齢 ⑥ その他

 

イ 被保険者証等

①記号・番号 ② 氏名 ③ 住所・電話番号 ④ 資格取得年月日

⑤ 有効期限 ⑥ 保険者・事業所名所及び所在地 ⑦ 保険者番号 等

ウ 公費負担

①公費負担者番号 ②公費負担の受給者番号

エ 施術を受ける者

①氏名 ②性別 ③生年月日 ④続柄 ⑤住所

オ 一部負担割合

0割・1割・2割・3割等

◎以上のことは被保険者証等から転記するほか、必要な事柄は患者から直接聞いて記載する。

◎月初めに適宜、保険証を確認するなど、必要な措置を講ずること。

(2)負傷年月日、時間、原因等

正しく聴取して必ず記載すること。

①いつ

②どこで

③どうして

(3)負傷の状況、程度、症状等

近接部位の場合は、その旨表示又は図示すること。

 

(4)負傷名

第1から第5までにおいて算定対象となる負傷名を記載すること。

(5)初検年月日、施術終了年月日

(6)転帰欄には、治癒、中止、転医の別を記載すること。

(7)施術回数

(8)同意した医師の氏名と同意日

(9)施術の内容、経過等

施術月日、施術の内容、経過等を具体的に順序よく記載すること。

(10)施術明細

①初検月日、時間外等の表示、初回施術、初検料(加算=休日・深夜・時間外)、

往療料 ㎞(加算=夜間・難路・暴風雨雪)、金属副子等、その他

②再検料、往療料、後療料、罨法料、電療料、包帯交換、その他

③上記について施術後その都度、必要事項及び金額を記入すること。

④一部負担金、長期・多部位の定額料金等、窓口徴収の金額は正確に記入すること。

⑤施術所見を記入すること。

(11)施術料金請求等

請求年月日、請求期間、請求金額、領収年月日

(12)傷病手当金請求等

傷病手当金証明に関する控えとして、労務不能期間、施術回数、意見書交付年月日

2 施術録の整理保管等

(1)施術録は、療養費請求の根拠となるものなので、患者に施術を行った場合には、遅滞なく必要事項を正確に記入し、保険以外の施術録とは区別して整理し、施術完結の日から5年間保管すること。

(2)施術録は、保険者等から施術内容について調査照会のあった場合は直ちに答えられるよう常時整備しておくこと。

 

このように、施術録は患者様を施術した際、療養費請求の根拠となるものです。保険者又は柔道整復療養費審査委員会(柔整審査会)からの調査や照会により、提示を求められるケースがございます。提示を求められた際に、「施術録を正しく記入していなかった」などということがないように、今一度施術録の見直しをしていただくことを推奨いたします。

 

 

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